結論から言うと、私は認定校を選びました。料金だけなら非認定校の方が約3万円程安かったのですが、所内で実技試験を受けられる安心感と、大きな金額を預けるうえでの誠実さを優先しました。
この記事では、実際に2つの教習所の説明を聞いて比べたことを、費用・手間・不安に感じた点まで正直にまとめます。校名や地名は出さず、金額は丸めて書いています。料金やルールは時期や教習所によって変わるので、検討中の方は必ず公式の情報も確認してください。

猫2匹のために、免許を取ることにした
きっかけは、猫の通院です。
我が家は保護猫が2匹いてキャリーに入れて病院へ行くと、荷物は合計で約12キロになります。
我が家からかかりつけ医は徒歩で20分ほど。電車はなし。
自転車で10分ぐらいの距離にあります。
これを自転車で運ぶのが、昭和生まれの体にはだんだん(かなり)こたえるようになってきました。
また実家に帰省する際も先代猫の時は1匹で、電車内でも鳴かなかった為電車で帰省していました。
しかし今の子達は(特に依灯ちゃん)移動中ずっと鳴き続けます。
周りの方に迷惑をかけてしまいそうで、電車は無理だと思いました。
それに猫トイレなども持って行きたいので、電車での移動がそもそも厳しくなったこ事も理由の一つです。
現在は父が車で送迎してくれているので、問題ありませんが父も高齢になってきました。
長い距離を往復運転させるのは申し訳ない。父が運転できなくなったら猫たちを連れて帰省できないと思い、「それなら私が免許を取るしかない」となったのが主な理由です。
認定校と非認定校の違いは?
ここでいう認定校は、正式には公安委員会に指定された教習所のことです。
調べた範囲では、大きな違いは試験の受け方でした。
認定校は、卒業すると実技の試験が免除され、免許センターでは学科試験のみを受けるだけで済みます。
一方、非認定校は、仮免も本免も実技の試験を免許センターで受けることになります。
私は、非認定校と認定校の説明をそれぞれ聞いて比べました。
以下では、非認定校を「A」、認定校を「B」と呼びます。
非認定校A
説明会はLINE電話だった
ネットで最短12日で取れるというスピーディーさ、金額の安さに惹かれまずは説明会を受けることにしました。
Aの説明会は、来校ではなくLINE電話でした。
忙しい社会人には家で説明会を聞けるのはかなり利点ですが、雰囲気がわからないのだけがデメリットですね。
料金と追加費用
基本の料金は約25万円で、広告でも安さが目立っていました。
ただ、試験料、講習、手数料などが別にかかり、追加費用は約3万円になりました。
ほかに、実習会場までの交通費も必要です。
交通費は人によって違いますが、私の場合家から遠く、交通費は1万円超えでした。
トータルすると29万は最低でもかかると感じました。
通う手間と試験会場
私は社会人なので、通えるのは土日が基本でした。広告には最短で2週間ほどとありましたが、私に提示されたのは約3か月のスケジュールです。全日使える人なら最短に近づくのかもしれませんが、仕事をしながらだと難しいと感じました。
実習は、自宅から離れた郊外の会場になると説明されました。
また認定校とは違い、試験は仮免も本免も免許センターで、平日のみです。
私がネットで調べた感じでは、慣れないコースで受ける免許センターの実技は初心者には難しいという情報が多く見つかりました。
一度免許取り消しになった方など、既に基本の運転技術がある方には問題なさそうでした。
不安に感じた点
支払い方法を聞かれ、クレジットカードの一括払いを考えていると伝えたところ、
「カード払いは手数料をお客様に上乗せするので、振込の方がお得です!」と案内されました。
手数料を客が負担するのかと確認すると、そうだとの返答でした。
『おかしいな?』と思い調べたところ、決済手数料を客に負担させることは、原則としてカード会社の加盟店規約で禁止されているようで、不安を感じました。
一括払いで客に手数料負担させるのは規約違反だと思います。
その場では深く聞かず、「遠いのでもう少し考えます」と伝えて電話を切ろうとしたところ、
「本日即決して頂かないとキャンペーン適応されずに値段が上がります。」と契約を急かされました。
ちなみにここまでの説明の流れで違約金の話は出ませんでした。
契約するときに説明されるのだろうと思いましたが、大きな金額なので、事前に知りたかったです。
私ももう歳ですので、今まで色々と経験しています。
違約金の話をしてこない、カード会社との規約違反をしている、契約を急かす。
この3つが揃っている事にかなり不安を感じました。
このパターンでいい結果になったことが私は無いです。
なので「キャンペーンの金額は惜しいですが、金額も高額なのでもう少し考えます。」と電話を切りました。これは私が話を聞いた1校の対応で、すべての非認定校がそうとは限りません。
認定校B
説明会は基本来所
認定校BはHPを見てわからない所は電話で答えてくれますが、契約には来所が必要です。
私はネットから来所日などを予約して行きました。
受付の方達はかなり丁寧で優しく、資料を使った説明も分かりやすかったです。
契約から卒業までの流れを説明してもらい、当日キャンセルや補習の金額、違約金の話もしっかりしてくれ安心ました。
料金と追加費用
Bの料金は約33万円でした。私の場合はストレートに合格し補修などもなかったので、ほかに追加費用はありませんでした。
ただし当日キャンセル、補習、仮免の不合格などがあれば、そのつど費用がかかります。
送迎バス
私が調べた認定校の多くは送迎バスがあり、交通費はかかりませんでした。
ただ時間帯によっては使えないことがあったので、通う時間に合うかは事前に確認しておくと安心です。私は最寄駅から送迎バスが出ていた為、かなり交通費の節約になりました!
予約の取りにくさと、有料のプラン
入所は5月後半でしたが、実技が始まったのは6月半ばでした。
私が通った時期は生徒さんが多かったようで、予約がなかなか取れないようでしたので、
予約を取りやすくする有料のプランもあり、私は利用しました。
ただこの実技が始まるまでの期間を利用して、仮免までの学科をオンライン授業で終わらせておいたので、実技に集中する事ができたので結果オーライです!
教習所は、夏休みや年末年始などの長期休みは学生さんが多く、混みやすいと言われています。急いでいる方は、混む時期を避けるか、早めの入所や、プランの利用を考えておくと安心です。
非認定校と認定校の料金比較
| 項目 | 非認定校A | 認定校B |
|---|---|---|
| 教習料金の目安 | 約25万円 | 約33万円 |
| 追加でかかった費用 | 約3万円(試験料・講習・手数料など) | なし(私の場合) |
| 交通費 | 1万円台(私の場合) | 0円(送迎バス) |
| 合計の目安 | 約30万円 | 約33万円 |
| 実技の試験会場 | 免許センター | 教習所内 |
※認定校Bの予約を取りやすくする有料オプションの料金は含んでいません。
※本免の試験費用は免許センターで別に支払っており、その分はこの表に含んでいません。
※交通費は人によって違います。
料金だけを見ると、Aの方が約3万円安くなりました。
オンライン授業はAもBも対応していたので、選ぶ決め手にはなりませんでした。
少し高くても認定校を選んだ理由
慣れたコースと先生で試験を受けられる安心
いちばん大きかったのは、試験の安心感です。非認定校だと、仮免も本免も、実技の試験は免許センターで受けることになります。慣れないコースで、知らない試験官に見てもらう精神的な負担が気になりました。
認定校なら、走り慣れたコースで、いつもの先生に見てもらえます。約3万円の差があっても、この安心を選びたいと思いました。
大金だからこそ、誠実に対応してくれそうな学校
もう一つの理由は、教習所の誠実さです。
大きな金額なので何かトラブルがあったときに、丁寧に対応してもらえるかどうかも重視しました。
私が話を聞いた非認定校では、カード手数料の上乗せを案内され、その場での契約も促されました。
そのためトラブルのときに対応してもらえるのか、とても不安に感じました。
すべての非認定校がそうとは限りませんが、私は安心できる認定校を選びました。
試験のたびに免許センターへ行く手間がない
非認定校は、試験のたびに平日の免許センターへ行く必要があります。
仕事をしている私には、その手間も大きな負担でした。
認定校なら、本免の学科試験以外を教習所内で受けられます。
実際に通ってみてどうだった?
日程
5月後半に入所し、7月の頭に仮免を取得、8月末に卒業しました。
実技が始まる前に学科を終わらせたので、実技に集中できたのは良かった点です。
土日メインでたまに半休を取って教習所に通いました。
始まる前は「3ヶ月もかかるのかぁ。」と思っていましたが、覚えることが山盛りでこのぐらいの期間がないと私には無理でした。笑
学科試験の対策
学科は、学習アプリ(エイトラーニング)と教習所からもらった紙の問題集を使いました。
仮免は問題集を3周して、間違えたところを復習し、48点(50点満点)でした。
本免も参考書を買い足したりはせず、エイトラーニングと紙の問題集のみで1回で合格できました。
指導員と設備
昭和のイメージで怖い教員をイメージしていたのですが、
指導員の方は皆さん優しく、丁寧に教えてくれました。
人間なので相性はあるかもしれませんが、指導員を変更できる制度もあるので安心できます。
受付の方も丁寧で、施設は清潔でした。特にトイレがきれいに保たれているのは嬉しい点でした。
教習所選びで、契約前に確認したいこと
- 総額に含まれるものと、追加でかかる費用(補習費用など)
- 支払い方法(クレジットカードは使えるか、手数料はかかるか)
- キャンセルや違約金のルール(書面かメールで確認)
- 試験を受ける場所(教習所か、免許センターか)
- 予約の取りやすさ(時期や曜日で変わります)
- 送迎の有無と、使える時間帯
- 契約を急かされないか
まとめ:免許を取って変わったこと
免許は取れましたが、猫の通院にはまだ車で行けていません。
いちばんの壁は駐車です。
練習して数日、両隣に車がいなければ停められる程度にはなりましたが、両隣に車がある場所はまだ不安があります。
実家に車はありますが、自分の車はなく手元にはありません。
私が調べたところ、カーシェア(短時間でも借りれる)は基本的にペットの同乗が禁止で、キャリーに入れていてもダメでした。
逆にレンタカーは同乗できる会社もありますが、数時間単位の料金に加えて、別途同乗料金がかかる場合が多いです(2026年10月時点)。
通院だけのために借りるには、6時間〜とかだと気軽には借りれないと感じています。
実家に帰省する時は父に迎えに来てもらい、実家の車を隣に父に乗ってもらいながら運転して練習しています。なのでしばらくは実家への帰省は今まで通り、実家の車でできそうです。
車はすぐに買うつもりはなく、必要になったときに考えるつもりです。
維持費が高いんだよ、税金ばかりのこの国・・・。


