妊婦の保護猫

愛猫

先代を亡くしてから少しして、X(旧Twitter)のおすすめ欄に妊婦の保護猫のツイートが流れてきた。
先代と同じモノクロのハチワレ猫で目の色も同じ。
長毛種だったので、少し違うが似ている保護猫が目に止まった。

その保護猫はお腹になんと8匹も子猫が居たようで、保護主さんもびっくりしていた。
その時のレントゲン写真も載せてくれていた。
既に臨月という事で今回は出産へ踏み切ると書いており、陰ながら応援していた。

当時のツイート

この頃には寂しくて、先代の生まれ変わりは居ないかと保護猫の掲示板を見て探していた。
もちろんピンとくる子もおらず、ただ似た柄の子を眺めていた。

Twitterで妊婦の保護猫の様子を見て、無事生まれ来ると良いなと眺める事で気が紛れた。
野良だった子から8匹、全員無事で産まれるのか。
きっと保護主さんが一番ハラハラしただろう。
5月末に産まれたとツイートが有り、とても嬉しかった。お祝いの言葉をリプした。
そこからはバタバタ忙しそうな保護主さんと、
出産で警戒心がMAXになったママ猫さんのやり取りが凄かった。
時々漫画も載せて下さるので面白く、分かりやすく見てるのが楽しかった。
子猫に触れようとすると、人間が悪さしないか見張るママ猫さんのお顔が可愛くて、
後日許可を得てこのお顔をLINEスタンプにした。笑
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スクスクと育つ仔猫達を見て、先代と似ている柄の子がいると分かった。
Twitterでの里親募集はしていない様だったし、何処に住んでるかも分からなかったけど
DMを送ってみる事にした。
先日愛猫を亡くした事や、小さい時から猫や他の動物が身近にいた事などを書いて、
里親候補としてお見合いできないかと質問してみた。
DMを送ったアカウントはROM専で、私の人柄も分からないような物だったのでダメ元だった。
しかし愛猫を老衰で看取ったと書いた事が、最後まで責任を持って家族として迎える気持ちが有ると伝わったのか、「まずはお話を」と返信が来た。
現在の家の環境や、私の在宅状況。
先代をどの様に飼育していたかなどをお話して、里親候補として受け入れて頂いた。
当時は1匹、先代に似た柄の男の子を希望と伝えていた。
仔猫達はまだまだ小さく、さらに8匹という事も有り全員が無事に育つとは限らない。
それも踏まえてどの子を引き取るか、は決まってないままTwitterでの育児報告を見ながら過ごした。
この時はまだ、「先代の生まれ変わりだといいな。」と思ってた。

火葬するまでの間、何度も早く戻ってきてと先代に語りかけていたから。

暫くして保護主さんから連絡が有り、
「現在残っている子はこの3匹です」と写真が送られてきた。
2匹は先代とは柄が似ておらず、残り1匹も顔にブチが有る女の子で希望とは全然違った。
先代はビビりでおっとりしたタイプだったが、
Twitterを見てた限りではこの女の子はアクティブでお転婆タイプだ。
一番に柵を乗り越えて脱走してたはず。笑

少し悩んだがこれもご縁かなと思い、ブチ柄の女の子を希望した。
後日、保護主さんが家に来て、飼育環境の確認と契約内容の説明に来た。
その際にTwitterに上がっていた動画を見せて、この子が希望だったんですよとお話しした。
動画では柄は分かるが、顔はハッキリと分からず、
性別もわからなかったが後ろ足の長さの違う靴下柄と明らかに鈍臭い感じの仔猫だった。笑
そうしたらなんと、保護主さんが
「実はこの子、先日キャンセルになりまして…ブチ柄の子とチェンジされますか?」と。
私「ちなみに性別は…?」
保護主さん「男の子です。」

まさに運命か!と思った。

しかしここでブチ柄の子をキャンセルしてしまうとブチ柄の子は、
また新たに里親探しをしなければいけない。
子猫はあっという間に大きくなる。
里親探しは時間との勝負だ。

2匹お迎え出来ない訳じゃない。
最初こそワクチンや手術でお金はかかるが、養っていける余裕はある。
人間はもやしを多めに食べれば良い(笑)

うーんと私が悩んでいると

保護主さん「この子は肉球ピンクです。」
私「2匹お迎えします!」

2人で笑った。

8匹兄弟から突然1匹になるのも寂しいだろうし、養える余裕は有るし、猫は可愛い。
せっかく希望の子がキャンセルになっているのに、諦めるのは嫌だ。
でもお迎えすると決めていたブチ柄の子を自分の都合でキャンセルして乗り換えるのもなんか嫌だ。
なら2匹お迎えすれば良いじゃない!
という事で突然2匹お迎えに変更になったのです。

そして後日、トライアルが始まります。
トライアルのお話はまた、次の記事で…
※ママ猫さんの写真は保護主さんに許可を頂いて、掲載しております
写真提供:黒猫クロ様
黒猫クロ様のアカウントはこちら→X(旧Twitter)

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